本の形は鳥のつばさに似ています
言葉の森をわけ入るたびに
しなやかで美しい羽を纏い
どこまでも飛んでゆけますように
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忙しい毎日の中で、時間に追われてつい心がぴりりとしてしまったり… そういった経験は誰にでもあることなのではないかと思います。もちろん、私もその一人です。
そんな中、30歳を目前に「どんなふうに歳を重ねていきたいのだろう」と考える機会が増えました。その答えのひとつが “しなやかさ” だったのです。その気持ちをこの先も忘れないように、しなやかに生きていけるようにという想いで生まれたのが『しなやか文庫』です。
しなやかに生きていく、私にとってのそれは “自分のやりたいことに正直になること” でした。私は詩を作ることが好きなので、ここはきっと私の書きたい言葉を好きなように書いていく場になっていくと思います。有益な情報はないかもしれない。けれど、その言葉がたったひとりの心にでもたどり着いてくれたら…… そう思って書き続けていきたいです。
『しなやか文庫』は森の中にある小さな文庫をイメージして作りました。こっそりと隠れ家を覗くような感覚で、好きな時間に好きなだけいらしてください。みなさまにとって心地よい時間となれば嬉しいです。
2018年夏 管理人 帆志麻彩
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