しなやか文庫|帆志麻彩
瞼の奥に想うのは 月に帰るあなたの横顔
ぽってりとした雲が浮かんでいる 今日は一月なのにあたたかい
永遠の日々が 約束されている人なんて いないというのに
凍り始めた池の水を見ながら