窓をあけて朝の空気をたっぷりと吸い込んだあとは、ひとりで硯に向かい、ゆっくりゆっくり、墨をすっていく。
墨をする時間はなんと贅沢なのでしょう。深く静かな一縷の香り、その儚さに美しさを感じずにはいられません。
子どもの頃から墨の香りが好きだった私は、今でもこうして気が向いた朝に書を書くようにしています。
ていねいにすった墨を筆の穂先に染み込ませ、文字に心を合わせていく。すると、自然と背筋がしゃんとし、凛とした気持ちで1日をスタートできる気がするのです。
最近時間に追われてしまっているなぁと感じたら、「朝書道」おすすめですよ ^^
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