言葉 – ページ 3 – しなやか文庫｜帆志麻彩

By : Hoshi Maaya 2019年11月15日2020年1月31日

涙色のしゃぼん玉

雲が笑い空が歌う

By : Hoshi Maaya 2019年11月11日2020年1月31日

昼と夜が出会うころ

この広いキャンバスに今日はどんな色を描こう

By : Hoshi Maaya 2019年10月15日2020年1月31日

おとぎ話

海の上にうつる月の光をぼんやりと眺めたくなった夜

By : Hoshi Maaya 2019年9月7日2020年1月31日

海と空

ふたつの世界の片隅で宵の中の想いが混じる

By : Hoshi Maaya 2019年9月7日2020年1月31日

空の恋

空は海に恋をして光のかけらに心を溶かす

By : Hoshi Maaya 2019年9月6日2020年1月31日

海の恋

海は空に恋をしておなじ色に染まってみせた

By : Hoshi Maaya 2019年8月11日2020年1月31日

代わり映えしない明日

代わり映えしない明日の価値をどれだけの人が知っているというのでしょう

By : Hoshi Maaya 2019年8月1日2020年1月31日

目的地は海

海を眺めるため、ただそれだけのために

By : Hoshi Maaya 2019年7月25日2020年1月31日

それでもいいのだけれど

わたしはここにいるだけであなたの願いを叶えられているのでしょうか

By : Hoshi Maaya 2019年7月14日2020年1月31日

世界の一部

霧にまもられて淡く滲む光のなか明日を目指して鳥たちが飛ぶ

By : Hoshi Maaya 2019年6月7日2020年7月31日

美しい沈黙

つかの間の夢をみるように季節の余白にこぼれた光

By : Hoshi Maaya 2019年2月28日2020年1月31日

たとえば雨はこんなにも

たとえば雨はこんなにも世界を美しくしてくれる

By : Hoshi Maaya 2019年2月10日2020年1月31日

永い夢のなか

名もない花がつぼみをつけて雨を愛おしく感じたとき

By : Hoshi Maaya 2019年2月4日2020年1月31日

ぼくへの日記｜19.02.04

ふる雪をみていた

By : Hoshi Maaya 2019年1月27日2020年1月31日

覚えているあいだくらいは大切に

朝起きて窓をあけると初雪が降っていて

By : Hoshi Maaya 2019年1月5日2020年1月31日

幸せのフルーツケーキ

姉家族と穏やかなティータイムを過ごしていたときのこと。

By : Hoshi Maaya 2018年11月16日2021年2月22日

Lへの手紙

お元気ですか？私は少し風邪をひいてしまったけれど、大分よくなってきたところです。

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By : Hoshi Maaya 2018年10月31日2019年10月24日

月が少しだけ近く感じられる夜は

太陽には話せないことも、月には話せてしまいそう。

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By : Hoshi Maaya 2018年10月29日2019年10月24日

珈琲にミルクが溶けていくように

いつものカフェでふっと息をつきたくなったのは、街の歯車に急かされる季節が近付いてきたからなのか。

By : Hoshi Maaya 2018年10月4日2020年1月31日

海と空と心の色と

ある人は言いました。