生きる手引き


もしもふたり
優しさを失いかけてしまったら

風をたよりに歩み寄って
冬を渡り、春を待つのです

終わりのない弱さでも
大切に重ね合わせていけたなら

いつかきっと
生きる手引きに変わるから

なくしたくない夢
ゆだねられた思い

空に浮かぶあの花びらに
飾りましょう