ふわふわ滑らか
スフレのようなパンケーキは
専門店にも負けない味わい
ニュージーランドと日本を行き来しているご夫婦が営んでいるiki ESPRESSO。始まりは茅ヶ崎だったが、2016年1月に清澄白河に移店した。「ここが珈琲の街ならば、みんなに必要とされる本当のカフェがあるべき」と話すのはオーナーの原瀬輝久さん。店名には、自由で活き活きとしたライフスタイルを提案したいという想いが込められている。原瀬さんの言う「本当のカフェ」とは、人を大切にできる場所だそうだ。お客様の年齢層は幅広く、外国人の方や、犬を連れたお散歩途中の方も多く訪れていた。人種問わず多くの人が一人でも気軽に利用できる。街に愛されるカフェとはこういう場所を言うのだろう。
カフェの隣には「iki STYLE」というコンクリート造りのレンタルスペースがある。
レジ横のカウンターには、タルトやキッシュ、マフィンが並ぶ。
ふわふわで滑らかな生地のリコッタチーズパンケーキは、甘すぎない生クリームとよく合っている。フルーツと一緒に口に含むと変化する風味に、一人でも思わず笑みがこぼれてしまうだろう。珈琲はニュージーランドの焙煎会社のスペシャリティーコーヒー豆を使用しているそう。朝の光に包まれて、出勤前にこだわりの一杯をいただきながら新聞を読む。休日には犬を連れて疲れを癒してくれるフードメニューに舌鼓。ニュージーランドの魅力がたっぷりと詰まったiki ESPRESSOでは、そんな憧れが日常になるのだ。
– 2017年5月 / APART JOURNALで執筆した記事より –
[All photos by Kota Fukasawa]
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